会社で新人は、入社の意気込みを四字熟語で表現させられる。私は、鶏口牛後だったか。しかし、早々にして鶏口牛後は気にしなくなった。(向いていないと思ったからである)


「初心忘れるべからず」といわれるが、初心を忘れたわけではないと思っている。私の中で、このことわざは、「ゴールを目指して進んでいくときに、スタートした後、周りの状況が変わっても、自分は同じように進んでいく」ことと思っている。
同じ「スピード」というよりは、同じ「前向きな気持ち」でということだ。すなわち、私の中で「初心」とは「前向きな気持ち」だ。


この中でゴールが大事になる。私の社会生活のゴールは「自分が楽して暮らす」であったが、全く改善していない。実際にやっていることは、「他人が楽して暮らす手伝い」だ。最初から、これをゴールにすればよかった。「限りなく他人が楽して暮らす手伝い」を社会生活の目的にしよう。「限りなく」なのでゴールに到達することはない。人生のゴールは、到達しなくてもいいんじゃなかろうか。